発展途上

原稿用紙n枚分

【ORASシングル】ガルーラについていろいろ①

数日間6世代で遊んでかなり脳みそを使ったので大事だと思ったことを残しておく

 

・初手ガルーラミラーの択について

 

"1ターン目居座り"の択を含めて少なくとも2パターン以上用意しておいた方がいい。

ガルーラに対してゴツゴツメット(というかクレセリア)に引く行動は安定しているように見えて、こちらのアドバンテージを生んでくれる相手の択はせいぜい猫騙し程度であって実は裏目が多い(秘密の力、グロウパンチ、ゲンガー引き、アッキウルガモス引きなど)

ゴツメ怠けるカバルドンは仮に猫騙しに合わせて引けたとしても冷凍ビーム居座りの削り+確率押し付けがかなりキツイことに加え、お互い引いていたときに相手の素ゲンガーと鉢合わせるとクレセリア以上にヤバイので個人的には今や候補にすら入らないポケモン。あくびステロ型のみワンチャンある

 

とはいえこれはガルミラーでの択が広すぎるという前提の上での話であって、裏目を踏む可能性が少ない対面を初手に作ってクレセリアに引けば多少はリスクが緩和される

例えばゲンガーからクレセリアに引くという展開はメガ進化グロウパンチや秘密の力を打たれる可能性が極めて低いのでガルーラで崩壊させられる可能性は激減する

ただしガルーラ側もゲンガーがメガシンカする前にヒードランボルトロスに引いてくる可能性は大いにあるので、クレセリアで偶発対面を作ってしまったときの対処はあらかじめ考えておく必要がある

 

初手のガルーラミラーで相手が居座る前提で考えてしまうというのは経験の浅い人がかなりやりがちなミスなので、相手が選べそうな択をよく考えてから技を押した方が良い。ミラー1ターン目の素猫や素捨て身が一番の正着手になるパターンもザラにある

 

ここまでの話で初手の引きはそれなりのリスクを背負っているということがわかっていただけたはずなので次のステップへ

 

◇ガルーラ+クレセリアに対して優位に立つ方法

 

初手にガルーラを置いた場合、1ターン目に低リスクで押せる択は

・メガせずドレインパンチ(精神力

・メガ猫騙

・素猫騙

主にこの三つ。猫捨て身を耐える配分で秘密の力で居座るプランは相手の攻撃を耐えはするけど相手を倒せない上に次に待ち受けているのは超絶不利択なので個人的に論外。

1ターン目は最悪相手に上から猫騙しを打たれてもいいので、それ以外の強すぎる択を潰すのがベストであると個人的に思っている

 

①「低リスクでクレセリアを引きずり出して崩しに移行する」

 

1ターン目の低リスク択に共通して言えるのはクレセリア引きに対してほとんど圧をかけることができないという点。

しかし言い方を変えればクレセリアを引きずり出しやすく、そこからこちらの崩しを押し付けるのはガルクレセに対する崩しの基本パターンの一つとなる

ただし相手のガルーラもミラーでの対面性能に比重を置いている型である場合、上から猫騙しを打たれるなどでテンポを譲ってしまう展開は十分起こり得るのでそうなった場合の展開を考えておくのはもはや義務レベル

 

こちらのガルーラが秘密の力を所持していればクレセリアに対して連打することで回復のターンを押し付けることが出来、そのタイミングでサザンドラウルガモスを繰り出す動きは安定性・アドバンテージ総量のどちらを取っても非常に優秀。

クレセリアに対して秘密の力を打たずにすぐにサザンバックする択とかも余裕であり得るので、クレセリアに引いた側は何ターンにも渡って不利な択を押し付けられるのである

 

②「引きに対してリスクを押し付ける展開を作る」

 

低リスク技で居座りに圧をかけながら交換を誘発する考えをお互いが持っている場合どうしても素早さや型相性などの不毛な要素が発生してしまうためそれを避けるパターン。

 

初手で相手のガルーラをある程度削るor状態異常にするなどした後にこちらのガルーラを場に出すことで、秘密の力・グロウパンチ・噛み砕くのような裏にも圧がかかる技を低リスクで押せる展開を作ることができる。 

別に後発ガルーラじゃなくても相手の引きに対してリスクを負わせることができればなんでもよくて、例えばガルクレセミラーのワザップとして一部の人間が活用していた初手クレセリアも結構これに該当する気がする(毒が一貫する選出の場合とても刺さる)

ルカリオバシャーモのような"ぱっと見ではガルーラに有利そうに見える"Pokemonで交代読み剣の舞などをするのは相手の居座りに対してノーガードすぎる上に普通に居座りがあり得るので論外

 

相手のガルーラに対して自信を持って居座れるポケモンはかなり限られているので役者選びは難しいが、相手のガルーラを倒しながらこっちのガルーラがピンピンしている展開を作れれば一気に勝ちに近づくので見返りは非常に大きい。

 

 

・終

殴り書きにもほどがあるのでとても読みづらいかもしれないが許してほしい

当時ガルモンガルモン言うだけ言って択のバリエーションから目を背けている人がとても多かったので(このゲーム難しすぎるので仕方がないが)、今更でもいいので興味がある人には是非ともガルーラミラーの奥深さを知ってほしいなあという一心でいます。

 

最近触ったメガシンカ雑感(S14)

 

リザードンY

有利マッチでは脳死で技を押しているだけで圧倒することができるが、その代わり見た目以上に出しどころがない。

よく考えないで型を決めると一切選出できないポケモンと化す。

ケアするべきか微妙なラインの岩技やら何やらに目隠しすれば無理やり出せなくもないが、そういう運用をするくらいなら使わない方がマシ。

選出圧力が良くも悪くも強烈。相手の選出パターンから逆算して型と取り巻きを調整し、全てのピースが噛み合ったときにコイツの真価が発揮されるんだと思う。

構築難易度が他のメガの比じゃない程に高い。

 

メタグロス

出せない相手にはとことん出せないけど、気持ちよく選出できる相手には無類の刺さり方を見せる。

そういう面ではリザードンと似た何かを感じるが、こちらは耐性と命中が優秀な分役割対象に対しての貢献度が確約されている。

グロスが不利対面と感じるポケモンの圧力がヤバい(ヒトム、ガルド、リザなど)ので、そもそもそういう相手には出さない前提で他を蹂躙する運用が適していると思う。

マンダと対面させて裏のガルドに地震を打つみたいな使い方は個人的には無し、マンダガルドくらいそんなことしなくても崩せるし技スぺが勿体ない

グロスを使って特に強いと感じた要素は先制技による詰め性能。

取り巻きのジャブやステロを絡めて本来苦手な相手(ゲンガーコケコあたり)を圏内に押し込む動きは、相手からも見えにくく明確な対策も打ちづらいため非常に強力

 

ボーマンダ

他のメガシンカをある程度使って、マンダのヤバさは技の一貫性にあると痛感した。

マンダのための構築をしっかり組めば出せない対戦が殆どない、しかしその性能の高さ故に四方八方からの自慢の対策が厳しい。厳しいルールだぜ…

マンダが明確に苦手とする相手は仮にマンダが対面してしまったとしてもこちらに与える圧力がショボいことが多いので立ち回りが楽。威嚇もあるしな

ただし攻撃をマンダに依存しすぎる選出を組むと相手のきまぐれの一手で崩壊しかねないので3匹で満遍なく殴り勝つ展開を組めれば理想(4倍弱点持ちの定め)

どちらかというとマンダというより取り巻きのギルガルドカバルドンをメタられてそこから崩されることが多いイメージ、使用者の環境適応力が試されている。

 

・ガルーラ

打ち合いのプロ、7世代環境において弱点の少ないノーマル単タイプが優秀であることを感じさせてくれる一匹。

KP上位のポケモン達に対しての相性関係がハッキリしなさすぎるのが、弱みと思いきや最大の強みである。

例えばガルーラとリザードンが対面したとして、こちらはリザードンに自信を持って対面有利と言い張ることはできないがおそらく相手も同じことを考えている(余程の割り切りプレイヤーでない限り)

主導権の在り処がハッキリしていない状態でお互いが取れる行動の選択肢はそこまで広くないので、受けが広くてなおかつアドに繋がりやすい択を取り続けた方が勝つ。

取り巻きに採用されやすいポケモンの性質上事故も少ないので、構成でガン不利を取っていない限りは相手より上手ければ勝つ。

ただし、小さなアドバンテージをコツコツ稼いでいくという性質上、守りの硬い相手にはほぼ機能しない。グロウは別。

 

 

 

 

 

何使えばいいかわからなすぎ。